世の中には頭のいい人というのがいるものですね。
最近読んで特に歩留まりのよかった、お買い得と感じた本です。

気づいたら勝間和代さんという同じ方の書いた本でした。
いわくすきま時間にベストセラー本を書いてしまうすごい人です。


知的生産術の方は、装丁もきれいで、
もう三回も再読していますが、あたらしい気づきにあふれています。

たとえばフレームワークの使い方、情報機器の使いこなし方、
読書に対する姿勢と考え方、とにかく合理的思考と戦略的な考え方にあふれていて、
それでいて殺伐とした感じがしません。。

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
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金融リテラシーのほうは、タイトルを見て、どういう意味かわからなかったので、
倦厭しかけましたが、買ってよかったです。

これくらいわかりやすく、お金の損得を教えてくれる入門書はないのでは
ないでしょうか。

著者もいっていますが、金融、いえ、お金のはなしとなると、楽して儲かる系か、
専門家向けの難解な本か、両極端なものが多かったと思います。

こちらはさすが、会計士出身でMBAもとり、会社員も起業も、しかも三人の子供の育児も
経験されている、幅広い知識と実体験の持ち主だからこそなのでしょう、
わかりやすく、エビデンスも豊富で、かつ身近な生活感覚もあわせもった、
すばらしい解説です。

金融に全く興味がなくても、少しも問題なく読めます。
説明の技術や、視点がおもしろく、自然で、すっとはいっていけるからです。

自分の常識にひとつ、あたらしい価値観を加えたいと思う方はぜひ読まれてみては。

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
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