デッドライン仕事術 | 今、読みに行きます
- 本の読み方、読む目的は、さまざまである。
デッドライン仕事術 (祥伝社新書 95)/吉越 浩一郎
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調べ物をする、
暇な時間にすこしでも有意義なかんがえをめぐらす、など。
僕の読み方で多いのは、自分に気合をいれる、というもの。
この、デッドライン仕事術などは、まさしくこれだ。
経営者の視点、考え方というのは、厳しい。
ビジネスはたたかいだから、それはあたりまえだ。
ビジネスは坂道を登り続けるもの、いや、下りのエスカレーターに飛び乗って、
それを駆け上がるみたいなものだ。
仕事にかならず締め切りを設定する、そして、かならずそれを守る。
しかも、残業はしないと決めてしまう。必然的に、仕事の効率を高めざるを得ない、という。
誰しも、所持金が少ないときなら、いかに空腹を充たすか、考える。
僕も、なまじサイフに現金を入れておくと、つまらないものでも買い、
必要もないのに食べ、結果無駄遣いしてしまう方だ。
お金が余ったら貯金しよう、という意識でいれば、結局たまらない。
貯金して、その残りで生活しなければいけない。
全部あたりまえのことなんだけど、あたりまえのことを、本当にやろうとすると、
そこには、ある種の、厳しさが必要である。
その厳しさに、耐えられるのか。
なにかを実現したい、夢がある、あれがしたい、これがほしい。
そう思うことは多いけれど、そこにともなう厳しさを、本当に僕は受け入れているのだろうか。
そんな自己反省とともに、読む。
つまらない言い訳は、許さない、という文章に出会い、何度も読み返した。
そう、こうやって自分にはっぱをかける、自分を追い込む、
本のちからを借りて、少しでも励ましてもらおうという、魂胆である。