儲かる手書きチラシ作成術/出村 邦彦

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これはおもしろい。

とてもためになりました。

読むだけでなく、実際につくってみようと思い、
本のとおりにやってみることにしました。

で、今日は事務所のチラシをつくりました。
チラシをつくっても配布先がないのだけれど、
それはこれから考えます。

ポスティングか、ファクスするのがいいと思います。

きっかけは、妹からの相談でした。

妹の嫁ぎ先の実家がご商売をされているのだけど、
そのお店でPOPやら商品説明やらを書くのに、
なにか参考になる情報を探しているようだ、というのです。


そういうことなら本の虫であるこの兄に訪ねてみよう
ということになって、僕が、それだったらと、
この、手書きチラシづくりの本をすすめたのです。

まず、買ってきて妹といっしょにざっと読んでみました。


本書はいわゆる豪華なチラシの作成方法ではなく、
むしろ手書きで表現するほうが人間味があって伝わる、
といった趣旨の本です。

わかりやすく、実例も満載で、読んでいてとても面白いです。

読みすすめるうちに、
たとえば僕の事務所のチラシだったら
どんなふうになるか、と実験的に描いてみたのです。


最初は例にならって、全部手書きにしてみました。


できあがったチラシを読んでみると、
とてもいいけれど、さすがに全部手書きだと、
人によっては汚い、いいかげん、という印象を持つかもしれないね、
という話になりました。

飲食や物販なら、オール手書きでも味わい深くていいと思います。
僕の事務所のでも、全部手書きでも問題ないとも思いました。


でも試しに、同じ文章を全部パソコンでつくってみました。
そうすると、なんだか読むのが面倒なチラシができあがりました。

うーん、これは読むのがいやになっちゃうね。

やっぱりパソコンだけできれいにつくると、読まれないね。


そんなわけで、さらに試行錯誤した後、

ではパソコンでつくって、
それに手書きで描き足したらどうかということになりました。

やってみたらこれが結構いい。


ようするに、手書きの文字にはなぜか視線があつまるので、
思わず読んでしまうのです。



本書を読んで、さらに実際にやってみてわかったことは、
チラシ作りは結構楽しい、ということ。


そして、伝えるべき言葉を選んでいくうちに、
いろいろと勉強になるし、お客さんの気持ちを想像しながら
書くので、サービスの勉強にもなるということです。